ウイルスとは~30秒で解説~

他のプログラムやファイルに寄生して感染を広げるタイプのマルウェア

データの破壊や改ざん、動作の不安定化、情報漏えいなどを引き起こす

・セキュリティソフトの導入と更新、不審なファイルを開かない慎重な行動が重要

ウイルスってなんだろう?

レータ

今回はウイルスについて解説するね

聞いたことはあると思うけど、イメージはできるかな?

チャイ

えーっと、怪しいファイルとかに潜んでいて、誤ってファイルを開いちゃったら感染するんだよね。

感染したらデータを盗まれちゃったり、壊されちゃったりするんだっけ?

レータ

正解!

以前のマルウェアの解説をしっかり覚えてるね!

もっと詳しく解説していくね

ウイルスについて

コンピュータにおけるウイルスとは、他のプログラムやファイルに寄生し、自らを複製して広がるマルウェアの一種です。感染したファイルが実行されるとウイルスが活動を開始し、データを破壊したり、システムの動作を妨げたり、個人情報を盗み出すなど、さまざまな被害を引き起こします。

ウイルスは単体では動作できず、他の実行ファイルやプログラムに寄生して感染を広げるのが特徴です。主な感染経路としては、メールの添付ファイル、怪しいサイトからのダウンロード、感染したUSBメモリなどがあります。中には、見た目が普通のファイルやアプリに偽装されているものも多く、気づかないうちに拡散させてしまうこともあります。

対策としては、まず信頼できるセキュリティソフトを導入し、常に最新の定義ファイルに更新しておくことが基本です。また、OSやアプリケーションのアップデートを怠らず、怪しいメールやリンクを開かない慎重な行動も大切です。さらに、万が一の感染に備えて、重要なデータは定期的にバックアップしておくと安心です。

マルウェアとの違いは、マルウェアは悪意を持って作られたプログラムすべての総称です。
つまり、マルウェアは「広い意味のカテゴリ名」です。

一方で、ウイルスはマルウェアの中の一種類です。ウイルスは他のプログラムやファイルに寄生して感染を広げる特徴を持っています。

ウイルスの種類について

① ファイル感染型ウイルス

最も一般的なタイプで、実行ファイル(.exeや.comなど)に寄生して感染します。感染したファイルを開くとウイルスが活動し、他のファイルにも次々と広がります。

② ブート感染型ウイルス

パソコンの起動領域(ブートセクタ)に感染し、起動時に自動的に実行されるウイルスです。USBメモリや外部ドライブを介して感染することがあります。

③ マクロウイルス

WordやExcelなどの文書ファイルに含まれる「マクロ機能」を悪用して感染します。感染した文書を開くだけでウイルスが動作するため、業務文書を通じて広まりやすいのが特徴です。

④ スクリプトウイルス

Webページやメールに埋め込まれたスクリプト(JavaScriptやVBScriptなど)を利用して感染するタイプです。怪しいサイトを閲覧するだけで感染する場合もあります。

ウイルスの被害について

コンピュータウイルスによる被害は多岐にわたり、個人・企業を問わず深刻な影響を及ぼします。主な被害は以下の通りです。

① データの破壊・改ざん

ファイルを削除したり内容を書き換えたりして、業務データや個人情報が失われる恐れがあります。

② 情報漏えい

感染した端末からIDやパスワード、クレジットカード情報などが外部に送信され、不正利用される危険があります。

③ システムの動作不良

ウイルスの活動によって動作が遅くなったり、フリーズや強制終了を繰り返したりすることがあります。

④ 不正アクセスや乗っ取り

感染した端末を遠隔操作され、他人への攻撃やスパム送信の踏み台に利用されることがあります。

⑤ 金銭的被害

ランサムウェア型ウイルスでは、データを暗号化され「解除したければ金を払え」と金銭を要求されるケースもあります。

ウイルスの対策について

コンピュータウイルスの被害を防ぐためには、日ごろからの対策がとても重要です。主な対策は以下の通りです。

① セキュリティソフトの導入と更新

信頼できるウイルス対策ソフトを導入し、ウイルス定義ファイルを常に最新の状態に保つことで、新しい脅威にも対応できます。

② OSやアプリのアップデート

古いソフトウェアには脆弱性が残っていることが多いため、定期的に更新してセキュリティの穴をふさぐことが大切です。

③ 不審なメールやサイトの回避

知らない送信者からのメールや、怪しいリンク・添付ファイルを開かないように注意します。フィッシング詐欺メールにも要警戒です。

④ 重要データのバックアップ

ランサムウェアなどによるデータ暗号化に備え、外部ストレージやクラウドに定期的にバックアップを取っておくと安心です。

⑤ ネット利用時の意識向上

無料ソフトや怪しい広告のクリック、非公式サイトからのダウンロードを避け、安全な利用を心がけることが基本です。

まとめ

今回はウイルスについて解説しました。前回解説したマルウェアと区別しにくいですが、マルウェアは悪意のあるソフトウェアの総称で、ウイルスはその中でも特定のプログラムやファイルに寄生された悪意のあるプログラムと覚えてください。

ウイルスに備えて、敵的にセキュリティパッチを適用するなど日々の対策に取り組みましょうね。

それでは、最後まで閲覧頂きありがとうございました!