DNSとは~30秒で解説~

Domain Name System (ドメイン ネーム システム)の略

・人間にわかりやすい「ドメイン名」と、コンピュータが理解する「IPアドレス」を変換する仕組み

google.com「ドメイン名」、172.217.174.110「IPアドレス」

DNSってなんだろう?

レータ

今回はDNSについて解説するよ!

DNSとは「インターネットの住所録」ってイメージだよ

チャイ

インターネットの住所録?

住所と言えばIPアドレスだったよね

レータ

たとえば、Googleの検索ページをIPアドレスで表すと

172.217.174.110」なんだけど、覚えにくいし分かりにくいよね

これを分かりやすく表したのが、ドメイン名で、「google.com」って表せるよ

もう少し詳しく見ていこう!

チャイ

よろしくお願いします!

DNSについて

DNSとは、Domain Name System (ドメイン ネーム システム)の略で、人間にわかりやすい「ドメイン名」と、コンピュータが理解する「IPアドレス」を変換する仕組みのことです。

普段はあまり意識をしませんが、ほとんどの通信で使われている仕組みになります。

インターネットの住所録」についてですが、みなさんは友達の家に遊びに行くとき友達の家をどのように調べますか?

名前だけじゃたどり着けないから「住所」を調べますよね。インターネットも同じでサイトには「ドメイン名(例:google.com)」という名前がついていますが、コンピュータが理解するのは「IPアドレス(例:172.217.174.110)」という数字の住所です。

そこで活躍するのが DNS(Domain Name System)
これは「名前(ドメイン)」と「住所(IPアドレス)」を結びつける、インターネットの住所録なんです。

DNSが無いと、「Googleを見たいなら 172.217.174.110 を打ってね」ってことに…大変ですよね

DNSがあるおかげで、私たちは「google.com」と打つだけで目的のサイトに行けるんです。

DNSの活用例やその種類について

DNSの身近な活用例

・Webサイトを見るとき(ほぼ全部の通信で使う)

・メールのやりとり(「MXレコード」で宛先を探す)

・安全対策(怪しいサイトをブロックするフィルタリング)

DNSは便利ですが、悪用されることもあります。

例えば、「偽物の住所」を教えてウイルスサイトに誘導する攻撃(DNSキャッシュポイズニング)等があります。

最近は DNS over HTTPS(DoH) や DNS over TLS(DoT) という暗号化された仕組みで、より安全に使えるようになってきています。(ここまでは覚えなくて大丈夫です)

主なDNSサーバーの種類(今は名前だけ、今後解説していきたいです。)

・リゾルバ(キャッシュDNSサーバー):ISPやGoogle Public DNS (8.8.8.8) など

・ルートサーバー:世界に13セットしかない

・TLDサーバー:.com や .jp などトップレベルドメインを管理

・権威DNSサーバー:ドメインの最終的な答えを持っているサーバー

まとめ

今回はDNSについて解説しました。

DNSがあることにより、サイトへのアクセスが分かりやすくなっていると覚えて頂ければそれでOKかなと思います。

それでは、最後まで閲覧頂きありがとうございました!